エンタメよもやま話

北朝鮮がBTSを「奴隷のよう」と呼び、K-POP界糾弾 

 さて、今週ご紹介するのは、エンタメの王道、音楽のお話です。米音楽界最高の栄誉とされる「第63回グラミー賞」の発表・授賞式が3月14日(日本時間15日)に開かれました。昨年8月、米のヒットチャートで韓国人歌手として初の1位を獲得した「Dynamite(ダイナマイト)」で「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス」部門の候補となっていた韓国の男性音楽グループ「BTS(防弾少年団)」は残念ながら、初の受賞を逃しました。

 「ダイナマイト」の快挙に代表されるように、近年、K-POP(韓国のポップスやロックといった大衆音楽)が世界のヒットチャートを席巻(せっけん)。一大ブームを巻き起こしているのは周知の通りですが、それを苦々しく思っている国があります。北朝鮮です。

 米ハリウッド映画はいうまでもなく、「愛の不時着」や「梨泰院(イテウォン)クラス」といった韓国ドラマも、見ていることがバレれば重罪に処されるのは有名ですが、どうやら最近はK-POPもやり玉にあがっているようなのです。今週はその一件についてご説明いたします。