自由 強権

チベット亡命政権の日本代表インタビュー詳報 「皆が互いを疑い、文革のよう」

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ代表(原川貴郎撮影)
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ代表(原川貴郎撮影)

 チベット亡命政権の代表機関、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ代表のインタビューの主なやりとりは次の通り。

 --中国政府は2008年の北京夏季五輪開催の際、人権状況を改善すると約束していた

 「改善どころか悪化している。チベット自治区はいまや『警察国家』になってしまった。区都ラサには警察署がコンビニエンスストアのようにいたるところにあり、人々を監視している。さらに当局は、人々にグループをつくらせ、デモなどの動きが起きないよう相互に監視させる制度をつくった。そのため、1960年代の文化大革命のときのように、皆が互いを疑い、信用できなくなっている。チベット人を団結させないようにするのが中国政府の狙いだ」