習体制、米政権の専制批判に対抗「中国式民主」を主張

北京を訪れ、人民大会堂で歓迎式典に臨むバイデン米副大統領(当時、左)と中国の習近平国家副主席(当時)=2011年8月(新華社=共同)
北京を訪れ、人民大会堂で歓迎式典に臨むバイデン米副大統領(当時、左)と中国の習近平国家副主席(当時)=2011年8月(新華社=共同)

 【北京=三塚聖平】バイデン米大統領が4月28日の施政方針演説で「専制主義が未来を勝ち取ることはない」と厳しい対中認識を示したことに対し、中国メディアは「中国の発展は体制の長所を証明している」と対抗姿勢をみせた。習近平指導部は「中国式民主」を受け入れるよう迫る構えで、5月上旬の先進7カ国(G7)外相会合を前に動きが激しくなっている。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は4月30日付の社説で、米施政方針演説を受け「世界が多元的に発展している現実を正視すべきだ。西側の発展モデルのみが存在することはあり得ない」と批判した。