ちらつく「第2香港化」…中国・海南島で習氏肝煎りの博覧会を初開催

7日、中国南部の海南省海口市で開かれた国際消費品博覧会で、スイスの高級時計を扱うブースに集まる来場者ら(三塚聖平撮影)
7日、中国南部の海南省海口市で開かれた国際消費品博覧会で、スイスの高級時計を扱うブースに集まる来場者ら(三塚聖平撮影)

 【海口=三塚聖平】中国南部の海南省海口市(海南島)で7日、国内外の高級ブランド品などを集めた「第1回中国国際消費品博覧会」が始まった。習近平国家主席の号令の下、海南島を自由貿易港として新たな経済拠点に成長させる計画が進行中で、同博覧会もその一環だ。香港で中国政府への反発が根強く残る中、「中国のハワイ」とも呼ばれる海南島を長期的に「第2の香港」に育てる思惑も指摘される。

 日本をはじめ約70カ国・地域から宝飾品や化粧品など約2600のブランドが出展。10日までの会期中に外国人ら20万人超の来場を見込む。海南島への外資呼び込みを図るのが狙いとみられ、習氏は6日の式典に祝辞を寄せ、「各国が中国市場の機会を分かち合い、世界経済の回復にプラスとなる」と意義を強調した。