文大統領、800坪の退任後新居めぐり論争 政権末期の“風物詩” 

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が来年5月の退任後、生活拠点にする敷地約800坪(約2640平方メートル)の私邸建設が、地元住民の反対で工事が中断するなど、トラブルに見舞われている。韓国では歴代大統領経験者による「豪邸」建設で、高額の公費支出などへの不満が続出。退任後の私邸をめぐる論争は政権末期の“風物詩”ともなっている。

 韓国を代表する工業都市蔚山(ウルサン)の中心部から約20キロ。警護施設を含め計1800坪に及ぶ梁山(ヤンサン)市内の新居建設現場には資材がうずたかく積まれていたが、作業員の姿はない。周囲には犬の鳴き声だけが響いていた。