びっくりサイエンス

ジンベエザメは「草食系」だった 意外な食生活が判明

生態が謎に包まれているジンベエザメ(手前)=沖縄美ら島財団提供
生態が謎に包まれているジンベエザメ(手前)=沖縄美ら島財団提供

 体長が10メートルを超える世界最大の魚「ジンベエザメ」は、ユーモラスな姿で水族館の人気者だ。生態はまだよく分かっていないが、最近の研究で意外な食生活が判明。サメの仲間だというのに、海藻など植物性の餌も食べていた。分析した研究者も「まさか『草食系』だとは思わなかった」と驚いている。

謎の多い生態、乱獲で絶滅も懸念

 ジンベエザメの成魚は体長が10~12メートルに達し、20メートルを超えることもあるとされる。世界中の温帯と熱帯に生息し、日本近海では主に太平洋側で毎年数匹から数十匹が定置網にかかる。詳しい研究が少なく、生息数や生態は分かっていない。卵を体内で幼魚に育ててから産む卵胎生であることも、1995年に台湾で捕獲された雌の体内から幼魚約300匹が見つかるまで知られていなかった。

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