東京は「谷」、大阪は「島」 地形自慢バトル

 テレビや雑誌などで人気の、坂や窪地などの凹凸を楽しむ「地形散歩」。これにいち早く注目してきた、皆川典久・東京スリバチ学会会長と、新之介・大阪高低差学会代表が、トークイベント「大阪vs東京 地形自慢バトル」を大阪市内で行った。「地形愛」がほとばしる2人の話からは、地形や水系の違い、それに伴う対照的な都市形成過程が浮かび上がった。(川西健士郎)

 今月23日に両学会の合同フィールドワークを大阪城周辺で開催。24日に大阪市北区のグランキューブ大阪で、東京、大阪それぞれの街を、地形自慢を通して深く知る機会にしようと初の「地形自慢バトル」を開催した。