びっくりサイエンス

アポロが採取した月の石は「地球の石」だった

アポロ14号が月で採取した岩石。矢印は地球由来とみられる部分(NASA提供)
アポロ14号が月で採取した岩石。矢印は地球由来とみられる部分(NASA提供)

 米国がアポロ計画で採取した月の岩石が、半世紀近くを経て科学者を驚かせている。1971年の14号で地球に持ち帰った石の一部を分析したところ、実は地球の石だった可能性があると米航空宇宙局(NASA)が発表した。大昔に小さな天体が地球に衝突した際に弾き飛ばされ、月に引っ越したらしい。

 NASAなどの研究チームは、この岩石の一部から石英や長石、ジルコンという鉱物を発見した。いずれも地球には豊富にあるが、月では極めて珍しい。詳しい分析で、これらは地球と同じような温度などの環境で結晶化したことが分かった。

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