びっくりサイエンス

グッピーでメダカの敵を退治 外来種対策に新手法

グッピーの雄(鶴井香織・琉球大特命助教提供)
グッピーの雄(鶴井香織・琉球大特命助教提供)

 世界のワースト外来種100に選定され、日本でも各地で繁殖して在来メダカの生息域を脅かしている小魚カダヤシを、観賞魚として人気の高いグッピーを使って退治できるかもしれない。琉球大などの研究チームが、繁殖を阻害する意外な競争メカニズムがあることを突き止めた。

マラリア対策で放流されたカダヤシ

 カダヤシは北米原産で、体長は3~5センチ。外見はメダカにそっくりだ。マラリアを媒介する蚊の幼虫駆除のため、世界各国に人為的に放流されたが、強い繁殖力による生態系の撹乱(かくらん)が問題化しており、国際自然保護連合は「世界の侵略的外来種ワースト100」の一つに選定した。繁殖力の一因は、卵を体内で孵化させ稚魚を産む卵胎生のため、特別な産卵場所が必要ないことが指摘されている。

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