レオナルド・ダビンチ没後500年「人間の創造性」象徴した天才

ウォルター・アイザックソンが書いた上下巻の伝記『レオナルド・ダ・ヴィンチ』(文芸春秋)
ウォルター・アイザックソンが書いた上下巻の伝記『レオナルド・ダ・ヴィンチ』(文芸春秋)

「モナリザ」で有名なイタリア・ルネサンスの巨匠、レオナルド・ダビンチ(1452~1519年)。5月2日、没後500年を迎えるが、いまだに天才として、また畏敬の対象として芸術の頂点に君臨している。彼は一体何者で、その作品の魅了はどこにあるのか。イタリア美術に詳しい美術史家で成城大学の石鍋真澄教授に天才の魅力を聞いた。 (文化部 渋沢和彦)

唯一無二の存在

 「人間の創造性の象徴のような存在だが、時代が生んだ天才でもあった」

 石鍋教授がこう力説するレオナルドの活動領域は絵画だけではなく、音楽、建築、数学、幾何学、解剖学、生理学、動植物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、光学、力学、土木工学などさまざまな分野におよび、膨大な手稿を残した。

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