びっくりサイエンス

竜巻状の渦が連続発生 漁船転覆事故の原因か スパコン「京」で解析

対馬沖に発生した直径30キロほどの大気の渦の再現画像(栃本英伍・東京大大気海洋研究所特任研究員提供)
対馬沖に発生した直径30キロほどの大気の渦の再現画像(栃本英伍・東京大大気海洋研究所特任研究員提供)

 対馬海峡で2015年に漁船が転覆し、5人が死亡した事故は、上空で竜巻のような渦が相次いで発生したことが原因だった可能性があることが分かった。東京大と気象庁気象研究所の研究チームがスーパーコンピューター「京(けい)」を使って当時の気象状況を再現し、これまで知られていなかったタイプの渦の構造を明らかにした。

未知の渦が10個以上も発生

 事故は15年9月1日の明け方に発生した。当時の気象データや救出された船員の証言などから、荒天による突風が原因とされたが、どのように発生したのかなど詳細は分かっていなかった。

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