《ポーランド、フィンランドの印象や訪問の抱負について記者から質問があり、秋篠宮さまに続き、同妃紀子さまが答えられた》
紀子さま「私はポーランドとフィンランドを以前訪れたことがあり、子供の頃から思い出があります。ポーランドは、中学生の時にショパンのワルツを友人とよく練習しておりました。そして大学生になり、夏休みを利用してポーランドを旅行しましたが、その時にショパンの生地を訪れ、またワルシャワ歴史地区や、古都クラクフの町を歩きました。そこでお聞きしたお話などから、さまざまな厳しい歴史の中で、人々がポーランドへの熱い思いと誇りを持ち、自国の文化を大切にしてきた気持ちが深く、印象に残りました。このほか、ポーランドの南部にあるタトラ山地の峰を登りまして、そこでの爽やかな風や見晴らしを忘れることはできません」