びっくりサイエンス

毒を持つチョウに擬態する損得は…アゲハの生存戦略を解明

シロオビアゲハの擬態
シロオビアゲハの擬態

 生物が別のものに姿を似せて他の生物をだます「擬態」。沖縄地方に生息するアゲハチョウの仲間は、毒を持つチョウに擬態することで天敵から身を守っているが、一部の個体しか擬態しないのはなぜか-。琉球大の研究チームは数年間に及ぶ現地調査で、この謎の解明に成功した。

毒チョウに擬態する沖縄のシロオビアゲハ

 擬態には、さまざまな種類がある。バッタやナナフシは、周囲の植物や地面の模様に似た姿をすることで外敵の目をくらませる。アンコウは海底の砂にもぐり、頭部の突起を突き出してエサのように揺らし、近寄ってきた魚を大きな口で丸のみにする。無毒でペットにもされるミルクヘビの模様が猛毒のサンゴヘビにそっくりなのも、外敵に襲われないための擬態だ。

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