クローズアップ科学

自動運転で田植え、ドローンで生育把握 加速するスマート農業

スマート農業用に開発された自動運転トラクター(右)=農林水産省提供
スマート農業用に開発された自動運転トラクター(右)=農林水産省提供

 農業にロボットや人工知能(AI)、情報通信技術(ICT)といった最新技術を活用する「スマート農業」が加速している。日本の農業は高齢化や人手不足にあえいでおり、国は体質強化の切り札として実証事業を推進。2025年には水田稲作の労働時間を半減させるなど、飛躍的な効率化を目指す。

高齢化、労働力不足を解決へ

 農林水産省によると、15年の日本の農業就業人口は210万人で、1995年の414万人に比べるとほぼ半減。担い手が減っているだけでなく、平均年齢も66・4歳と高齢化が進み、労働力不足が深刻な課題だ。その一方で、農家などの平均経営耕地面積は、この20年で約1・6倍に拡大。1人当たりの作業面積には限界があり、これらの状況を打開する技術革新が必要となっている。

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