革新的創薬なるか? ペプチド医薬「ペプチスター」の工場、大阪に完成

 日本発の革新的技術を用いた「特殊ペプチド医薬品」の実用化に期待が高まっている。新薬の高額化が課題となる中、特殊ペプチド医薬品は高い効果を持ちながら安価に生産できる可能性があり、国内外で開発競争が進んでいる。その取り組みを後押しする工場が10日、大阪府摂津市に完成し、研究に欠かせない原薬の安定供給が可能になった。近年、高い効果で世界の医薬品市場を席巻している抗体医薬品(高分子医薬品)で後れをとる日本だが、夢の新薬を世界に先駆けて生み出すための準備は整った。(安田奈緒美)

■東大発ベンチャー牽引

 「世界に、高品質の特殊ペプチドを安定的に供給できる」

 10日、特殊ペプチド医薬品の原薬を製造販売する「ペプチスター」(大阪府摂津市)の本社工場竣工(しゅんこう)式で、亀山豊社長は力を込めて話した。

有料会員向け記事こちらは有料会員記事です (会員サービスについて)

産経ニュース会員(無料)に登録している方は、ログイン後に有料会員登録を行ってください