眠れぬ墓標

第2部 激戦の南島(2)遺芳 日本の再建を託し司令官は自決した

 「帰らじとかねて思へば南(みんなみ)に出で征(ゆ)く吾(われ)の心軽きも」

 古い手作りの手帳。表紙に「闘魂記」と記されている。東部ニューギニア戦友遺族会会長の堀江正夫(95)が、離日から終戦を迎えるまでの思いをつづった200以上の歌が書き連ねられている。堀江が、激戦のニューギニアから唯一持ち帰った苦闘の記録だ。

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