眠れぬ墓標

第4部 消えない責務(3)継承 戦没者への感謝残せる国に

 「これだけかけて半分しか帰還できていない現状に、忸怩(じくじ)たる思いでいる。反省を含めて、遺骨収集に対し、もっと積極的な施策があってよかったと思う」

 日本遺族会会長で元自民党幹事長の衆院議員、古賀誠(70)は、外地などで亡くなった戦没者240万人のうち、いまだ114万人の遺骨が戻っていない実情を、悔しさをもって見つめている。

 自身の父も、4歳の時に戦地で亡くなり、遺骨は戻っていない。自民党政権時代は、遺族年金や公務扶助料の増額など、遺族援護に積極的にかかわった。「戦没者は自分の意思にかかわらず国家に命をささげた」という思いが根底にある。

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