びっくりサイエンス

はやぶさ2、驚異の着地精度を支えた制御技術

探査機「はやぶさ2」(右上)が小惑星リュウグウに着地した直後に撮影した画像。多くの岩石が飛び散っている=7月11日(JAXA提供)
探査機「はやぶさ2」(右上)が小惑星リュウグウに着地した直後に撮影した画像。多くの岩石が飛び散っている=7月11日(JAXA提供)

 小惑星「リュウグウ」への2回目の着地に先月、成功し、主要な任務をほぼ終えた探査機「はやぶさ2」。完璧な成功を支えたのは、目標地点との誤差をわずか60センチに抑えた驚異的な位置精度だった。担当した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の照井冬人ファンクションマネージャ(59)は「狙った場所に降りる探査方法を確立できたのは大きい」と振り返った。

「俺たち、すごい」

 「おい、すごいなこれ。シミュレーション(模擬実験)通りじゃないか」

 7月11日、神奈川県相模原市にあるJAXAの管制室。2回目の着地に向けて降下するはやぶさ2の軌道を見た照井さんは、計画責任者の津田雄一プロジェクトマネージャ(44)に思わず声をかけた。

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