クローズアップ科学

熊本地震が阿蘇山を噴火させた「証拠」発見 予知に活用へ

熊本地震から約半年後に大規模な噴火を起こした阿蘇山・中岳の火口=2016年10月
熊本地震から約半年後に大規模な噴火を起こした阿蘇山・中岳の火口=2016年10月

 大地震が発生すると、周辺で火山の噴火が起きることがあるといわれるが、その関連性は科学的に説明できなかった。だが九州大の研究チームは最近、3年前の熊本地震と阿蘇山噴火の関係を明らかにすることに初めて成功したと発表。この成果を活用すれば、将来は噴火の予知に役立つ可能性があるという。

火山性微動に着目

 2011年に発生した東日本大震災の数年後、東京・小笠原諸島の西之島や御嶽山(長野、岐阜県)などが噴火し、他の火山でも活動の活発化などが報告された。16年4月に最大震度7の揺れをもたらした熊本地震では、震源に近い阿蘇山が直後に小規模噴火し、約半年後には大規模な噴火が起きた。

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