びっくりサイエンス

金魚の多彩な色や形 1400万年前の遺伝子変異が原因だった

多彩な色や形を持つ金魚(大森義裕・大阪大招へい教授提供)
多彩な色や形を持つ金魚(大森義裕・大阪大招へい教授提供)

 目が飛び出した出目金やずんぐりしたランチュウなど、金魚にはさまざまな形や色がある。全て品種改良で生まれたものだが、こんなにも多彩なのはなぜなのか。大阪大や国立遺伝学研究所の研究チームが最近、ゲノム(全遺伝情報)を初めて解読したことで、その理由が分かってきた。

特殊な金魚を作ってゲノムを解読

 チームによると、コイ科の魚である金魚は約1000年前の中国・宋の時代に野性のフナから育種が始まり、主に東アジアで長い時間をかけ品種改良が進められてきた。日本には室町時代に伝来し、江戸時代に品種改良が盛んに行われた。体や目、ひれの形や色彩が多様で、現在は世界で約70品種と、実にバリエーション豊かだ。

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