クローズアップ科学

高額賞金をかけた研究コンペが増加 総額11億円の日本主催も

深海探査ロボットの大会で準優勝した日本の「チーム・クロシオ」=2018年9月、神奈川県横須賀市(佐藤徳昭撮影)
深海探査ロボットの大会で準優勝した日本の「チーム・クロシオ」=2018年9月、神奈川県横須賀市(佐藤徳昭撮影)

 高額の賞金を設けて科学者に研究成果を競わせる大会が近年、国内外で増えている。公的機関や企業などが主催し、賞金総額が数億円に上るものも珍しくない。技術革新や産業創出を促進させるのが狙いだ。日本からも企業や研究組織などによるチームが参加し、優秀な成績で注目を集めている。

リンドバーグの大西洋横断も

 賞金をかけて研究開発を促す取り組みの歴史は古い。全米技術アカデミーのリポートによると、18世紀初めに英国議会が賞金を出して、海上で経度を測定する機器の発明コンテストが開催された。20世紀に入ってからは、ニューヨーク-パリ間を無着陸で飛んだ飛行士に賞金が与えられるレースが開催。このとき大西洋横断飛行を成功させ、賞金を獲得したのがチャールズ・リンドバーグだ。

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