
米国の新型宇宙船に今年、日本人として初めて搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する予定の野口聡一さん(54)。宇宙開発の新時代を担う任務について、産経新聞の取材に「挑戦にやりがいを感じる」と意気込みを語った。
--今年は宇宙開発にとってどんな年になるか
「昨年はアポロ計画の月面着陸から半世紀のお祝いの年で、2020年は新たな半世紀の始まりです。具体的には、一つは日本も参加を決めた米国の月探査計画の進展。もう一つは、ISSに向かう米国の新型宇宙船の有人飛行です。開発企業のボーイング社、スペースX社が準備を進めています」