新型肺炎、検査対象拡大も「隠れ感染」見抜けるか

中国・武漢の病院で新型肺炎の患者の治療にあたっている医療関係者ら=3日(共同)
中国・武漢の病院で新型肺炎の患者の治療にあたっている医療関係者ら=3日(共同)

新型コロナウイルスによる肺炎をめぐり、厚生労働省が4日、検査を受ける対象を拡大した。中国湖北省武漢市への渡航歴や症状がない人など、想定外の感染例が相次いだためだ。ただ、横浜港に停泊するクルーズ船のように、いったん検疫を済ませた後、乗客に感染者が見つかり再検疫を余儀なくされるケースもあり、「隠れ感染」を見抜くのは困難だ。こうした状況に専門家は「重症化させない医療態勢を築くことが最優先だ」と指摘する。

 「定義に当てはまらず、たまたま出てきた」。武漢市からのツアー客を乗せた奈良県のバス運転手の感染を公表した1月28日、厚労省の担当者はこう話した。

 新型肺炎への対応で厚労省は、一定の条件に当てはまる人が医療機関を受診した際、保健所を通じ報告してもらうとともに検体を検査に回し、感染の有無を判断する仕組みを運用。

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