クローズアップ科学

「地上の太陽」核融合発電ITER、日本主導で前進

建設が進む核融合実験炉ITER=フランス・マルセイユ郊外(ITER機構提供)
建設が進む核融合実験炉ITER=フランス・マルセイユ郊外(ITER機構提供)

 太陽が燃えるのと同じ仕組みの核融合反応を地上で再現し、発電への利用を目指す国際熱核融合実験炉「ITER(イーター)」計画が今年、日本主導で大きく前進する。心臓部の部品完成で5年後の運転開始が見えてきたが、技術的な壁は高く、人類の英知が試されている。

 核融合は、水素のような軽い原子核同士が合体し、ヘリウムのようなより重い原子核となる現象だ。このときアインシュタインの質量とエネルギーに関する公式から、合計の質量がわずかに減少する代わりに膨大なエネルギーが生じる。

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