論点 緊急事態宣言

感染拡大は終息するか

(左から)福井大の岩崎博道教授、大阪大の宮坂昌之招へい教授、関西福祉大の勝田吉彰教授
(左から)福井大の岩崎博道教授、大阪大の宮坂昌之招へい教授、関西福祉大の勝田吉彰教授

 新型コロナウイルスの感染拡大を食い止める「切り札」として政府が発令した緊急事態宣言。欧米を中心に広がる爆発的な感染が、日本でも目前に迫る中での措置となった。この時期での発令や対象とした地域、期間は適切だったのか、事態はこれで終息に向かうのか。危機を回避するため私たちにも対応が求められている。専門家に聞いた。

「対象外地域の油断が懸念」 終息に1年以上

福井大教授 岩崎博道氏

 政府が緊急事態宣言の発令を決めたことを率直に評価する。人の動きを止めないかぎり、この感染症の広がりは止められない。

 対象地域は7都府県となったが、福井県も入れてほしかった。人口の少なさで実数は目立たないが、感染者数の伸び率も、人口10万人当たりの患者数も群を抜いて高く、非常に危険な状況にある。愛知県もそうだが、対象外でも危ないところは数多く、もっと地域を広げて警戒感を強めてもよかったのではないか。選ばれなかった地域に油断が広がるのを懸念している。

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