10年前に予言!? 小説「首都感染」の作者、高嶋哲夫さん 世界が一つにコロナに勝つ

「感染症は怖いものだが、正しい知識をもって怖がることが大切」と話す高嶋哲夫さん=神戸市垂水区
「感染症は怖いものだが、正しい知識をもって怖がることが大切」と話す高嶋哲夫さん=神戸市垂水区

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を予見したかのような小説「首都感染」(講談社)が、注目を集めている。神戸市在住の作家、高嶋哲夫さん(70)が10年前に発表した作品だが、“予言の書”ではないか、との呼び声が高い。「感染拡大を食い止めることができるのか否か、日本は予断を許さない状況」という高嶋さんに、世界を震撼(しんかん)させるコロナウイルス禍について聞いた。(横山由紀子)

どう対処できるか

 《20××年、強毒性の新型インフルエンザが中国で出現。封じ込めに失敗し、帰国者の持ち帰ったウイルスが東京に蔓延していく。時の首相はテレビ放送で国民に呼びかけ、国際線の停止、小・中・高校の休校、ついに空前絶後の東京封鎖作戦に打って出る-》

 同作は、現在のコロナウイルス禍と酷似することで注目を集め、今年2月以降、8万4000部が増刷された。

 「歴史を見ても人類と感染症は常に隣り合わせ。今回の事態は十分予測できた。感染症に対する正しい知識や、どう対処できるかを書いたつもりです」

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