びっくりサイエンス

ダイバーを襲う「刺す水」 正体はクラゲの毒入り爆弾だった

上から見たサカサクラゲ。毒を含む粘液を放出している(シェリル・エイムズ東北大准教授提供)
上から見たサカサクラゲ。毒を含む粘液を放出している(シェリル・エイムズ東北大准教授提供)

 南方の海を泳いでいると突然、何かに刺されたような痛みを感じることがある。周囲に危険な生物は見当たらず、「刺す水」と呼ばれる謎の現象だ。その正体は、クラゲが仕掛けた毒入りの「爆弾」だったことを東北大や米海軍研究所などの国際チームが突き止めた。クラゲが秘めていた驚きの生存戦略が明らかになった。

沖縄に生息するサカサクラゲの仕業

 「刺す水」は世界中の熱帯や亜熱帯の浅い海で起き、日本でも九州南部や奄美群島で報告例がある。海水浴や簡単なダイビングを楽しんでいると突然、チクチク、ビリビリと原因不明の痛みを肌に感じるという。痛みは数時間で収まり生命に危険が及ぶほどではないが、赤く腫れ上がることもある。

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