カルチャーの壺

フォントの世界「モリサワ」 最大2万3000字 15年の大作も

同じ部首を持つ漢字を並べ、部首の形や大きさに違和感はないか、バランスもチェックする
同じ部首を持つ漢字を並べ、部首の形や大きさに違和感はないか、バランスもチェックする

 新聞紙面の記事の漢字をよく見ると、横線のトメ部分が山(ウロコ)になっている。文字デザインは「フォント(書体)」と呼び、こうしたウロコがあるのが「明朝体」、線の太さが均等なのは「ゴシック体」。同じ明朝体でも無数の種類があり、線の太さが違うだけで見る人の印象も変えている。普段気にする人は少ないかもしれないフォントの世界。どうやって生まれているのかと制作現場をのぞけば、文字への飽くなき愛と書体文化のすごみに触れる。(渡部圭介)

 フォント業界の最大手といえばモリサワ(大阪市)。新聞や町を見回すとモリサワ製フォントを使った文字はあふれている。例えば近年できたJR西日本や京阪電鉄の駅名標も和文はモリサワの文字だ。

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