びっくりサイエンス

世界初の「木の酒」2年後にも登場 桜、白樺など芳醇な香り

左から杉、白樺、桜から造った蒸留酒(手前)と発酵液(森林総合研究所提供)
左から杉、白樺、桜から造った蒸留酒(手前)と発酵液(森林総合研究所提供)

 樹木から造り出した世界初となる木の酒が、私たちの手元に届く日が近づいている。森林総合研究所(茨城県つくば市)の研究チームが製造技術を確立し、2022年の販売を目指す。樹木の種類ごとに異なる独特の風味が特徴で、生産する国内の酒造会社を選定中だ。酒の歴史を変える「新たな日本酒」の誕生は、林業の振興にもつながると期待される。

熟成なしでもまろやか

 木の酒はアルコール度数が35~40度ほどの蒸留酒で、杉、桜、白樺(しらかば)、ミズナラの4種類から造った。無色透明だが熟成を経なくてもまろやかで、杉は樽(たる)酒を思わせる風味。桜は桜餅、白樺は果物、ミズナラはスモーキーな香りがするという。

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