コロナ 知は語る

地域の顧客で観光活性化 星野リゾート代表・星野佳路氏 

星野リゾートの星野佳路社長(斎藤良雄撮影)
星野リゾートの星野佳路社長(斎藤良雄撮影)

自粛緩和は段階的 長期計画が必要

 新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)により世界規模で人の移動が制限され、旅や観光の在り方も変わるとの見方がある。斬新な宿泊施設の運営や地域活性化への提言で知られる星野リゾート代表の星野佳路(よしはる)氏は、当面は外出自粛と緩和が繰り返されると予想し、今後はインバウンド(訪日外国人客)頼みではなく、日本人による国内旅行を通じて地元の観光力を強化する「マイクロツーリズム」を提唱する。

 ◆「脱インバウンド」

 --新型コロナの問題を契機に浮かび上がってきた日本の観光の弱点は

 「過去十数年、日本観光は訪日客を強化してきたが、一つの弱みとして、世界的に見て地元の魅力が何なのかを把握しきれていない部分があった。地域の人たちが、たとえば地元の温泉旅館を訪れることで、地元の魅力を再発見することにつながる。コロナ禍が収束した後、日本観光の力をつけるうえで非常に重要な局面だ。もう一度、日本人による国内観光の重要性をしっかりと認識して、観光の在り方を模索していくべきだと思う」

 --日本経済を支えてきた訪日客が激減した。感染拡大の第2波も心配されるなか、観光業界はいま何をすべきか

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