ヒューリック杯棋聖戦

「古き革袋に新しい酒を盛る」 藤井新棋聖誕生 羽生善治九段が寄稿 

【将棋 ヒューリック杯棋聖戦第4局】渡辺明棋聖(左)を破って最年少でタイトルを獲得し、対戦を振り返る藤井聡太七段=16日午後、大阪市福島区の関西将棋会館(恵守乾撮影)
【将棋 ヒューリック杯棋聖戦第4局】渡辺明棋聖(左)を破って最年少でタイトルを獲得し、対戦を振り返る藤井聡太七段=16日午後、大阪市福島区の関西将棋会館(恵守乾撮影)

 藤井聡太さんの存在が将棋界で知られるようになったのは平成27年の詰将棋解答選手権チャンピオン戦で、プロ棋士も参加する中で優勝をしてからです。当時は12歳。まだ奨励会の二段でしたが、大きな評判となりました。

 その後も順調に成長を続けて28年に(プロ入りの)四段に昇段して、加藤一二三先生が持たれている史上最年少の記録を62年ぶりに塗り替えました。特筆すべき点は、現在の制度は棋士になるのが最もハードルが高いルールで、その中で達成したことにあります。

 藤井さんの先手番の得意戦法は角換わり腰掛け銀で、これはとても攻撃的な作戦です。深い研究と鋭い手筋が必要で、藤井さんの棋風と相性が良い印象を持っています。

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