将棋史動いた「旅の一日」 作家、塩田武士が見たヒューリック杯棋聖戦第4局

ヒューリック杯棋聖戦第4局で、藤井聡太新棋聖の誕生を見つめる作家の塩田武士さん(左)=16日、大阪市福島区の関西将棋会館(南雲都撮影)
ヒューリック杯棋聖戦第4局で、藤井聡太新棋聖の誕生を見つめる作家の塩田武士さん(左)=16日、大阪市福島区の関西将棋会館(南雲都撮影)

 対局8分前、両者が盤上に駒を並べ始めたころ、私は取材ノートに「静」「軽」と記した。

 先に入室した藤井聡太七段は、師匠の杉本昌隆八段から贈られた、透き通る黒の夏羽織が涼しげで、コップに茶を注ぎ、扇子を膝前に置いた後は静かにうつむいていた。

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