日本の論点

北海道 「昼カラ」リスク伝わったのか

 全国的に注目された北海道の「昼カラ」の新型コロナウイルス集団感染では5月以降の感染者が札幌、小樽の両市で94人に上った。「昼カラ」とは、喫茶店やスナックで日中に楽しめるカラオケのこと。軽食や昼食に歌い放題がついたプランで千円から2千円程度と、手頃な価格で長時間利用できる店が多い。高齢者の憩いの場となっており、感染者の少なくとも9割を60歳以上が占めた。

 元気なシニアと思いきや、容体が急変する高齢者もおり、小樽市では法令に基づかない営業自粛要請が昼カラに出される事態に発展した。同市内では6月23日から9日間で33人の感染を確認。その濃厚接触者も含めた感染者計40人のうち、2人が亡くなった。人口約11万人の4割を65歳以上が占める市で、集団感染の衝撃は強い。7月4日以降は昼カラ関連の新規感染者がおらず、市は17日に収束したと判断したものの、「高齢者が感染すれば重症化する恐れがある」として警戒を続ける方針だ。

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