びっくりサイエンス

油田から宇宙へ 協力深める日本とUAEの思惑

UAEの火星探査機「HOPE」(ムハンマド・ビン・ラシード宇宙センター提供)
UAEの火星探査機「HOPE」(ムハンマド・ビン・ラシード宇宙センター提供)

 中東有数の産油国であるアラブ首長国連邦(UAE)の火星探査機が先月、日本のH2Aロケットで打ち上げられた。UAEは近年、人工衛星などの宇宙開発に力を入れている。高い技術力とは裏腹に予算獲得が困難な日本の宇宙開発にとって、重要な協力相手だ。

60万人の火星都市構想も

 UAEの火星探査機「HOPE(ホープ)」は、中東初の惑星探査機として順調に飛行を続け、火星の画像を地上に届け始めた。UAEの建国50周年である来年、火星周回軌道に投入され、上空から大気や気象の仕組みなどを解明する。