びっくりサイエンス

都会で雑草が独自に進化

都会に生えるメヒシバ(右)=東京都文京区(深野祐也・東京大助教提供)
都会に生えるメヒシバ(右)=東京都文京区(深野祐也・東京大助教提供)

 ありふれた雑草が都会で独自の進化を遂げている。コンクリートで覆われた東京都心などに適応するため、葉の伸び方を変える急速な進化が起きていることが最新の研究で分かってきた。人間がもたらした急激な環境変化が進化を促した形で、都市化と生態系の関わりについて新たな視点を加えそうだ。

地をはう都市型

 東アジアに自生するイネ科のメヒシバは、日本全国どこにでも生えている雑草だ。農地や河川敷のような植物にとって生育しやすい環境だけでなく、都市部のコンクリートやアスファルトで舗装された道端でも、わずかな隙間に生える。繁殖力が強く、農業機械を使った防除にも耐える厄介な雑草だという。

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