解読

地方議会に存在意義は… 相次ぐ無投票当選、続く不祥事 経済本部長(前地方部長)船津寛

 今、地方議会が危機的状況にある。全国で議員たちの不祥事が相次いでいることに加え、4月の統一地方選では、議員のなり手不足から無投票となる選挙が多発した。町村議選の無投票率は実に23.6%(定数ベース)。4人に1人が有権者の選択を経ずに当選している。本来、われわれの生活に最も密接な代表者であるはずの地方議員は、その存在意義すら問われかねない状況だ。

 ◆なり手が足りぬ

 7月22日、参院選から一夜明けた紙面の作成中、2本の記事に目がとまった。

 1つは埼玉版に掲載されたベタ記事。見出しには「法定得票数に届かず 越生(おごせ)町議会定数割れ」とある。参院選と同じ日に投開票された埼玉県越生町議選(定数11)で、無所属新人候補が11番目の票を獲得しながら「落選」扱いとなったことを伝える記事だ。

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