「国家の骨格」「自由に討議すべき」 衆院憲法審査会の発言要旨

衆院憲法審査会に臨む与野党の議院ら=7日午前、国会・衆院第18委員室(春名中撮影)
衆院憲法審査会に臨む与野党の議院ら=7日午前、国会・衆院第18委員室(春名中撮影)

 衆院憲法審査会は7日、欧州視察の報告と自由討議を行った。発言の要旨は以下の通り。

 自民党・新藤義孝氏「各国とも憲法は国家の骨格をなすものであり、憲法の安定性という点に大変腐心している。わが国は72年間の運用の中で、憲法の安定性が確保され、それが国家の安定につながっている。しかし、日本国憲法には、施行時に想定されなかった社会情勢の変化に対応するための規定の整備の必要性や、本来独立国として備えておかなければならない要素があるのではないか」