外交安保取材

「訓練された反日運動家集団」と話題の著者 日韓関係改善は望み薄か

記者会見する李栄薫元ソウル大教授(右)=11月21日、東京・内幸町(原川貴郎撮影)
記者会見する李栄薫元ソウル大教授(右)=11月21日、東京・内幸町(原川貴郎撮影)

 外務省で外交取材を担当した今年を振り返ると、執筆した記事の多くは、国交正常化以降最悪とも評される日韓関係に関するものだった。中でも特に印象に残ったのは、日韓でベストセラーとなった『反日種族主義』の編著者、李栄薫元ソウル大教授による分析だ。韓国側から否定的な動きがやまない背景に「訓練された反日運動家集団がいる」という指摘は、日韓関係がこじれる根幹的な原因を言い当てている。

 「反日種族主義」は、李氏ら6人の韓国人研究者が、慰安婦問題やいわゆる徴用工問題、竹島(島根県隠岐の島町)の問題などをめぐる韓国での一般的理解の誤りを実証研究を基に指摘した内容だ。

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