首相、文大統領に福島の放射性物質は韓国の「100分の1以下」輸入規制念頭にクギ

会談を前に握手を交わした韓国の文在寅大統領(左)と安倍首相=中国・成都(共同)
会談を前に握手を交わした韓国の文在寅大統領(左)と安倍首相=中国・成都(共同)

 安倍晋三首相が24日に中国・成都で韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した際、「福島第1原発から排出されている水に含まれる放射性物質の量は韓国の原発の排水の100分の1以下だ」と指摘していたことが28日、分かった。東京電力福島第1原発事故後、韓国が福島県の水産物をはじめとする日本産食品の輸入を禁止していることを念頭に、科学的な議論を行うよう求めた形だ。文氏は反論しなかったという。日韓外交筋が明らかにした。

 福島第1原発では現在、原子炉建屋に流れ込む地下水を減らすために設置したサブドレン(建屋近くの井戸)から地下水をくみ上げ、浄化後、基準値を下回ることを確認して海洋に排出している。

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