政界徒然草

首相の中東3か国歴訪、その意義は

サウジアラビア・ウラー近郊で会談会場に向かうムハンマド皇太子(左)と安倍晋三首相=1月12日(代表撮影・共同)
サウジアラビア・ウラー近郊で会談会場に向かうムハンマド皇太子(左)と安倍晋三首相=1月12日(代表撮影・共同)

 中東は日本のエネルギー安全保障上死活的に重要だが、米イランの武力衝突の危険もある中東の緊張緩和に向け、日本ができることは限られている。安倍晋三首相は今月中旬の中東3カ国歴訪で、サウジアラビアでは砂漠で歓待を受け、アラブ首長国連邦(UAE)では海上自衛隊の中東派遣の際の補給拠点に当たりを付けた。野党には今回の歴訪を「旅行」と揶揄する向きもあるが、実態はどうだったのか。

 首相は12日夜、サウジ北西部ウラー近郊で、サウジの実質的指導者であるムハンマド皇太子と会談した。

 ムハンマド氏「東京や(サウジの)リヤドで高いビルばかり見ているよりも、この大自然のなかで、人間は英気を養うことができる」

 首相「生涯の記憶に残る」

 会談は、ビルほどの高さの切り立った岩肌が露出した広大な砂漠に囲まれたムハンマド氏の別荘の敷地内に、仮設テントを設けて行われた。首相はサウジ側が用意した民俗衣装に身を包み、たき火を前にしてサウジの文化に寄り添った。

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