政府、新型肺炎で総力戦も初動に遅れ「初めてのことばかりで」

中国・武漢から避難した邦人を乗せたチャーター機付近で待機する救急車両=30日午前、羽田空港(川口良介撮影)
中国・武漢から避難した邦人を乗せたチャーター機付近で待機する救急車両=30日午前、羽田空港(川口良介撮影)

 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大阻止に向け、政府は対応に本腰を入れ始めた。これまでも総力戦を展開してきたが、初動が遅れた面もあった。新たな事態が次々と生じたとはいえ、中国湖北省武漢市からの邦人退避や帰国後の対応は五月雨式だった。

 「初めてのことばかりで大変だった」。外務省幹部がこう振り返るのは、感染症対策として初めて実施したチャーター機による邦人退避だ。関係者によると、1月半ばの時点で武漢市内の日系企業から「ビジネスができる環境にない」といった不安の声が出ていた。

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