続・防衛最前線

水陸両用車「AAV7」 離島奪還作戦の主力装備

視察先の陸上自衛隊相浦駐屯地で、水陸機動団の水陸両用車「AAV7」に乗る河野太郎防衛相=2月8日、長崎県佐世保市(田中一世撮影)
視察先の陸上自衛隊相浦駐屯地で、水陸機動団の水陸両用車「AAV7」に乗る河野太郎防衛相=2月8日、長崎県佐世保市(田中一世撮影)

 2月8日、陸上自衛隊相浦駐屯地(長崎県佐世保市)の「水陸機動団」を視察した河野太郎防衛相。主力装備である水陸両用車「AAV7」に乗り込み、乗員用のハッチから顔を出して駐屯地内の道路をゆっくりと走った。

 試乗後には隊員への訓示で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で中国が領海侵入を繰り返している現状に触れ、こう強調した。

 「万が一、南西諸島をはじめとする島嶼(とうしょ)が占拠された場合、諸君はあらゆる措置を講じて奪還しなければならない」

 AAV7は全長8・2メートル、幅と高さが各3・3メートルで、迷彩柄の装甲車だ。戦車に比べると高く、恰幅(かっぷく)が良く見える。防衛省は今年度末までに、計画していた52両の投入を完了する。