野党ウオッチ

立民揺さぶる“山尾の乱” 党内の批判勢力を糾合する可能性も

衆院法務委員会に臨む立憲民主党・山尾志桜里氏=3月13日午前、国会・衆院第14委員室(春名中撮影)
衆院法務委員会に臨む立憲民主党・山尾志桜里氏=3月13日午前、国会・衆院第14委員室(春名中撮影)

 立憲民主党の山尾志桜里衆院議員(45)=衆院愛知7区=が18日に離党届を提出し、党内に衝撃が広がっている。山尾氏は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための特別措置法の扱いなどで、かねて枝野幸男代表ら党執行部を批判していた。若手にも理解を示す声があり、離党劇が党の分裂を招く可能性もある。

 「立憲民主党という名前だが、立憲主義や民主主義に対する考え方、理解の仕方にギャップがある。大切な価値観で折り合えないまま所属して活動することは適切ではない」

 山尾氏は18日の記者会見で、立民を離党する理由をこう説明した。さらに「国会の運営が属人的や政局的な要素に左右される『人の支配』に陥らないよう、国会議員一人ひとりが議論の主体として、法の支配を堅持していく覚悟が必要だ」とも指摘した。

 「属人的」「政局的」とは、改正新型インフルエンザ等特別措置法をめぐる党執行部の対応をあてこすった表現とみられる。

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