どうする福祉 縮む日本の処方箋

介護保険20年、転換期に

 介護保険制度が4月で創設から20年を迎える。少子高齢化時代に社会全体で介護を支える仕組みとして、サービスが根付いてきた一方で、費用負担や介護の担い手不足などの問題も浮き彫りになっている。介護保険の歩みを振り返るとともに課題を探る。

                   

 ■要介護644万人 職員183万人 費用11兆円超

 従来介護は当たり前のように家族で担うものと考えられてきたが、高齢化と少子化が同時に進み、もはや親族や地域社会だけではすべての高齢者の介護を支えることは困難になった。

 そこで、要介護者と家族の負担を軽減するため、政府は平成12年4月1日に介護保険法を施行し、日本で初めてとなる公的介護保険制度がスタートした。

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