安保関連法施行4年

平時での支援拡大「日本は変わった」米軍幹部の感謝

 安全保障関連法の施行から29日で4年。日本が攻撃された際に米軍が防衛義務を負うことから「片務的」とされ続けてきた日米同盟は、安保法で可能になった米艦艇・米航空機防護などの新任務により、互いに義務を負う双務性に一歩近づいた。海外での邦人保護や平和貢献でも積極的な役割を果たせるようになった。一方、現行憲法の下では今も制約が大きく、安保法の限界も浮き彫りになってきた。(田中一世、杉本康士)

武器使った邦人救出が可能に

 「通してください」。政情が不安定化した「ある国」に派遣された十数人の陸上自衛隊員が、日本人学校を取り囲む暴徒から生徒、教員らを守るため説得する。それでも引かない暴徒に対し、警告のトーンが上がる。

 「今すぐ妨害をやめなさい!」。隊員たちは小銃を携え、大音量発生装置で警告音を発しながら暴徒に迫り、排除した。

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