東京五輪「1年延期」にこだわった安倍首相 ワクチン開発の時期も計算

参院本会議で、新型コロナ特措法に基づく2020年東京五輪延期等の質疑に答弁を行う安倍晋三首相=3日午前、国会(春名中撮影)
参院本会議で、新型コロナ特措法に基づく2020年東京五輪延期等の質疑に答弁を行う安倍晋三首相=3日午前、国会(春名中撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、来年7月23日開幕に延期された東京五輪。政府や東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会には、新たな日程案として「今秋」「来春」「1年後」「2年後」などさまざまな案があったが、「1年延期」で決着したのは、中止を回避するためワクチン開発の見通しも計算に入れた安倍晋三首相の周到な根回しがあった。

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 首相は3月24日夜、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長との電話会談に臨むにあたり、同席する組織委の森喜朗会長だけに「30分前に(首相公邸に)来てほしい」と求めた。

 「(延期期間は)1年くらいないと無理だ」

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