阿比留瑠比の極言御免

立民支持率下落の虚実

立憲民主党の福山哲郎幹事長
立憲民主党の福山哲郎幹事長

 まるで分かっていない。あるいは、これまで固執してきた政治手法を今さら否定できず、現実から目をそらしているのか-。立憲民主党の福山哲郎幹事長が、21日の記者会見で述べた言葉を聞いて、思わず「ダメだこりゃ」と声が出た。

 福山氏は記者に、報道機関各社の世論調査で立憲民主党の政党支持率が下落傾向にある理由について問われ、こう分析してみせたのだった。

 「この局面で支持率が落ちたのは、高井議員の不祥事が原因だと考えている。早く支持率が戻り、上昇機運になるように、心を引き締めてやっていきたい」

 立憲民主党に所属していた高井崇志衆院議員(除籍)が、新型コロナウイルス対策で改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき緊急事態宣言が発令された後も、繁華街の風俗店で遊びほうけていたと、週刊文春が報じたことがきっかけだというのである。

 だが、この福山氏の言い分は筋が通らない。第一、文春報道は16日発売の4月23日号での話だが、立憲民主党の支持率低下はそれ以前から顕著だった。

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