戦後75年 憲法改正(3)

世界では改憲が常識 社会密着の米憲法、独基本法には国民の信頼

 憲法は国のかたちを明記したものだ。時が流れれば国家のあり方は変わる。憲法を尊重しつつも熟議を経て時代に合わせて改めるのが世界では常識である。

 米ワシントン近郊で2月末、大統領のトランプも出席した保守勢力の年次大会「保守政治行動会議」が開かれた。会場の大型スクリーンで流された『大統領選挙人制度を守れ』と訴える映像に参加者が拍手した。

 11月の大統領選を前に選挙人制度の見直しが1787年制定の合衆国憲法修正に絡む「隠れた争点」になっている。日本と異なり米国では保守が護憲勢力だ。

 きっかけは2016年の前回大統領選。有権者の投票総数は、民主党のクリントン(元国務長官)が共和党のトランプを約290万票も上回ったが、トランプが勝利した。選挙人の獲得数でトランプ(306人)がクリントン(232人)を上回ったからだ。

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