外交青書 過去期待外れも徴用工解決へ自覚促す 習氏国賓表記に反発必至 

18日、韓国・光州で開かれた光州事件の式典で演説する文在寅大統領(共同)
18日、韓国・光州で開かれた光州事件の式典で演説する文在寅大統領(共同)

 令和2年版の外交青書では、韓国を再び「重要な隣国」と表記したが、悪化した日韓関係の改善に向けた具体的な動きがない中で、前向きな表現は韓国側の誤解を招きかねない。北方領土問題では、日本の主権を主張しながらもロシア側に配慮した記述をちりばめ、膠着(こうちゃく)状態の打開に向けた苦慮をにじませた。

 いわゆる徴用工問題をめぐり日本企業に賠償を命じた平成30年10月の確定判決以降、日韓関係からは肯定的な表現が消えた。昨年12月の日韓首脳会談では、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「早期に問題解決を図りたい」と述べたが、有効な解決策は示していない。

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