政界徒然草

コロナ禍で影響力増すネット世論 与党も困惑

ツイッター上で見られる「検察庁法改正法案に抗議します」などのハッシュタグ
ツイッター上で見られる「検察庁法改正法案に抗議します」などのハッシュタグ

 与党が国会運営に苦慮している。検察官の定年を引き上げ、他の国家公務員に合わせる検察庁法改正案は、著名人のツイッターをきっかけに批判が高まり、今国会での成立を断念した。同じく成立が見送られた種苗法改正案も、著名人のツイートから慎重論が広がった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛が求められた環境下でネット世論の影響力が増しており、与党は神経質になっている。

 「ネットで騒がれたからやめるというのでは、理屈が立たない」

 政府・与党が検察庁法改正案の今国会成立を見送ることを決めた18日、自民党幹部は納得のいかない様子で、こう述べた。

 改正案への批判が高まったのは5月に入ってからだ。女優の小泉今日子さんや、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんら著名人が相次いでツイッターに反対意見を投稿。ハッシュタグと呼ばれる検索目印が付いた「検察庁法改正案に抗議します」というツイートは一気に拡散した。

有料会員向け記事こちらは有料会員記事です (会員サービスについて)

産経ニュース会員(無料)に登録している方は、ログイン後に有料会員登録を行ってください